今回は拾ったり買った装備品をそのまま使うのではなく、ちゃんとクラフトベンチを使って強化をしていますか?してみましょう。という話です。
関連する内容として、アイテムmodについても少し書いています。
クラフトベンチについては、以前に[初心者ガイド] 第19回 Hideoutの存在を知ろうで軽く触れた事がありました。
マップを周回するようになる頃には様々なクラフトレシピを手に入れていたり、欲しいレシピがあれば取りに行けるようになっていると思います。
クラフトベンチの有用性が一気に広がるタイミングでもあるため、再度クラフトベンチについて取り上げようと思います。
クラフトmodを付与できる装備とできない装備
基本的にクラフトベンチでクラフトする装備品はRare装備品です。
Uniqueアイテムにクラフトmodを付与することはできません。
また、Rare装備品はmodが4~6個ついた状態でドロップします。
modにはPrefixとSuffixの2種類があり、それぞれ最大で3個までつきます。
つまり、Rare装備品の最大mod数は6modです。
拾ったり買ったりしたRare装備品のmodが3個~5個のとき、クラフトの余地がある装備品となるわけです。
ちなみに、Prefix・Suffixには全く異なるタイプのmodがつきます。
詳しく一覧で見るには、poedbかPoeAffixがオススメです。
クラフトレシピが揃うのを待つ?
各クラフトmodにはそれぞれのランクがあります。
装備部位によってつけられるクラフトmodの最大ランクは異なりますが、できることならその部位で可能な最大ランクを付けたいところです。
ただし、効果量に伴ってコストも上がっていくため、どのランクにするかは常に自分の資産と相談して決めましょう。
現在では、最初からクラフトmodを消せるようになっているため、低いランクのクラフトmodをつなぎで付与しておいて、後で高ランクを付け直す方針で構いません。
私も、基本的にさっさとクラフトmodを付けちゃう事が多いです。
オススメのクラフトmod
では、以下に私がよくするクラフトmodのパターンを挙げてみようと思います。
防具にLifeをつける。
Life関連のmodはPrefixの空きが必要です。
Life単体のクラフトmod(「+(56–70) to maximum Life」など)はコスパが良いと思います。
Life単体modが既に付いていたとしても、Life複合mod(「(36–40)% increased Armour, +(24–28) to maximum Life」など)をクラフトできるため、Lifeを伸ばしやすいです。
ただし、Life複合modはVeiled modであるため、入手性が少し悪いのが難点です。
防具にレジストをつける。
レジスト関連のmodはSuffixの空きが必要です。
レジストmodには属性1つを強化するものと複数の属性を強化するものがあります。
複数属性を強化する方が、得られるレジスト値の合計は多いため複数属性のクラフトがオススメです。
また、特定のレジスト(下の場合はFireレジスト)を大量に稼ぎたい場合にも重宝します。
Chaosレジストを含む複数属性のクラフトは強いのですがVeiled modであるため、入手性が少し悪いのが難点です。
Spell系武器を強化する。
Spell系の武器はPrefixに余裕があることが多いです。
Prefixでお手軽に火力を伸ばせるのは「(43–50)% increased Spell Damage, Gain 6% of Non-Chaos Damage as extra Chaos Damage」です。
装備アイテムのPrefix、Suffixの見分け方
拾った装備品にクラフトできるmodを確認するには、Hideoutに戻ってクラフトベンチに突っ込んでみるのが確実なのですが、少し手間がかかりますよね。
拾った装備品のPrefixとSuffixの空き状態が分かれば、ある程度はクラフトによる伸びしろを判断できると思います。
そこで、ひと手間でPrefixとSuffixの状況を確認できるオプション設定あるので見てみましょう。
オプション設定のUIタブにある「Advanced Mod Descriptions」という設定項目です。
これにチェックを入れておきましょう。
そして、アイテムにカーソルを合わせてAltキーを押すと、今までとは表示が変わります。
どのmodがPrefix・Suffixなのかが分かるようになりました。
最初にも書きましたが、PrefixとSuffixはそれぞれ最大で3個までつきます。
あとはそれぞれを数えれば簡単にmodの空き状況が分かります。
Advanced Mod Descriptionsによる恩恵
PrefixとSuffixの数以外にもAdvanced Mod Descriptionsを使うことによる恩恵があります。
例えばこんなアイテムを拾ったとします。
みなさんはこのアイテムの伸びしろをどこまで見極められるでしょうか?
「低い値のLifeが付いているから売れそうにないなぁ。」とか、
「(56–74)% increased Energy Shield をクラフトすれば使えなくもないかな?」と考えてしまいそうです。
では、Advanced Mod Descriptionsを使って見てみましょう。
緑枠で囲った部分ですが、Energy ShieldとLifeの複合mod(modとしては1つだが複数の効果を持つ)であることが分かりました。
さらに、Prefixに空きがあるのもひと目で分かります。
これらが意味するのは、PrefixにLife単体のクラフトmodを付与できるという点です。
Energy Shield防具としての伸びしろだけでなく、Life防具としての伸びしろにも気づくことができるようになるわけです。
上の例で挙げたような、クラフトによる伸びしろが分かりづらい装備品が存在することを知ってもらえたと思います。
このような装備品が、例えば「Maximum Lifeが20しかついていないから」という理由でトレードサイトに格安で出品されることがよくあります。
格安で仕入れてきて、クラフトして良品に仕上げて高値で売りに出す・・・というような商売が成り立ったりしますが、話が大きく逸れてしまいそうなのでこの辺で止めておきます。
要は、キャラクター強化におけるクラフトは大事な要素なので、少しずつでも慣れていきましょう。
というお話でした。