PoEのトレードにおける売り手側の大変な部分をサポートしてくれるマクロです。
トレード面倒くさがり屋な私は一度使ったら手放せなくなりました!
AutoHotKeyが導入済みである前提で進めていきます。
AutoHotKeyについては、[PoE] AutoHotKeyのススメをご覧ください。
POE Trades Companionの導入
POE Trades CompanionのダウンロードはGitHubのページへ行きましょう。
ダウンロードしたZipファイルを解凍したら、フォルダの中身は下のようになっていると思います。
この中の「POE Trades Companion.ahk」ファイルがツールの実行ファイルです。
毎回フォルダを開くのも面倒なので、デスクトップにショートカットを作成しておくと楽です。
POE Trades Companionの起動と設定
それでは、「POE Trades Companion.ahk」ファイルを実行して起動してみましょう。
起動が完了したら、タスクトレイにアイコンが出現します。
この状態でPoEクライアントを起動させると、こんなインタフェースが表示されます。
このインタフェースにはトレードWhisperが来た時に、その内容と対応が行えるボタンが表示されます。
複数のWhisperが来たらタブ分けされます。
ひとまず、このインタフェースを使いやすい場所に移動しましょう。
タスクトレイのアイコンを右クリックするとメニューが出てきます。
上の画像の赤枠のように設定すると好きに移動させられます。
Clickthrough?
オンにすると、トレードWhisperが来ていない時はインタフェースをクリックできなくなります。
Lock position?
オンにすると、インタフェースの位置が固定されます。
Mode: Window
このモードにすると、インタフェースを色々な場所に移動させられます。
Mode: Dock
このモードにすると、インタフェースの位置がゲーム画面の右上に固定されます。
Cycle Dock
複数のゲームクライアントを起動しているとインタフェースが誤ったゲームクライアントに表示されることがあるので、そういう時はこれを使いましょう。
インタフェースの位置を決めたら設定画面を開いてみましょう。
位置は後からでも変えられるので、先に設定画面から触っても良いかもしれません。
Settings – Main
「Main」タブはツール全般の設定を行います。
項目が多いので大事なところだけピックアップします。
Hide the interface when not in game?
ゲームクライアントがアクティブじゃない時にはインタフェースを隠します。
裏で作業する際などに邪魔になってしまうので、オンが良いと思います。
Auto minimize once all tabs are closed?
全てのトレードタブを閉じると、自動でインタフェースが最小化されます。
これをオンにするなら下の設定もオンにした方が使いやすいと思います。
Auto maximize on first new tab creation?
トレードタブの1つ目が生成される(トレードWhisperが飛んでくる)と、自動でインタフェースを最大化します。
Allow clicks to pass through the interface while no tabs remain?
先ほど出てきた「Clickthrough?」と同じ設定項目です。
ここをオンにすると「Clickthrough?」もオンになります。
Interface transparency No tab remaining
トレードタブが残っていない時のインタフェースの透過度を設定します。
トレードが来ていない時に表示させていてもしょうがないので、私は左端に設定しています。
Interface transparency Tabs still open
トレードタブが残っている時のインタフェースの透過度を設定します。
私はインタフェースをサブディスプレイに表示させているため、特に邪魔にならないので右端に設定しています。
Play a sound notification when…
サウンドを鳴らしてくれる設定です。デフォルトでサウンドファイルがいくつか用意されています。
Trading whisper received? – トレードWhisperが来た時に鳴らすサウンド設定です。
Regular whisper recieved? – トレード以外のWhisperが来た時に鳴らすサウンド設定です。
Buyer joined area? – 買い手がエリアに入場してきた時に鳴らすサウンド設定です。
PushBullet notifications
Whisperが飛んできたらPushBulletでスマホ通知をしてくれるらしいです。
私は利用していないので詳しいことは分かりません。
POE accounts list. Case sensitive. Separate using a comma:
ここに自分のアカウント名を入力しておきましょう。
アカウント名はPoE公式サイトにログインすれば確認できます。
アカウント名を入力しておくと、値段詐欺(トレードWhisper定型文の価格を勝手に変更する)があった場合に教えてくれます。
インタフェースの右上に表示されるドットが赤くなります。
Customization – Skins
「Skins」タブでは、インタフェースの外観を設定できます。
自分独自のスキンを作成できるみたいなのですが、やったことがないので割愛します。
Customization – Buttons
「Buttons」タブでは、インタフェースにある各ボタンの動作設定を行えます。
ボタンがそれぞれ対応しているのが分かると思います。
※下の画像ではデフォルトよりもボタンが多くなっています。(私が個人的に追加したボタンです。)
私は小さいボタンの方はあまり使わないので説明を割愛します。
設定画面の小さいボタンの上で右クリックをすればなんとなく動作が分かると思います。
大きいボタンの方をクリックすると、下の欄にリストで動作内容とその順番が表示されます。
動作を追加したい場合には、以下の手順となります。
- 動作の種類を設定する。
- 動作の内容を入力する。
- 「Add as a new action」ボタンを押す。
新しい動作が追加されました。
動作を選んで右クリックすれば、順番を変えたり削除できたりします。
既存の動作を編集する場合には、以下の手順となります。
- 編集したい動作を選ぶ。
- 動作内容を編集する。
- 「Save changes to action…」ボタンを押す。
- リストのどの動作に編集内容を反映(上書き)するのかを決める。
ボタンは操作性に直結するので、お好みに合わせてカスタマイズしていきましょう。
Hotkeys – Basic
「Basic」タブでは、キー割り当ての設定が行えます。
私は、インタフェース上のよく使うボタンをショートカットに設定しています。
Hotkeys – Advanced
「Advanced」タブではホットキーの上級設定を行えるらしいのですが、私は使ったことがないので割愛します。
Misc – Updating
「Updating」タブでは、マクロのアップデートに関する設定が行えます。
デフォルトのままで良いと思います。
POE Trades Companionの使い方
デフォルトのボタン設定をそのまま使うのであれば、
- トレードWhisperが来た時に、すぐに対応できないのであれば「Ask to wait」ボタンを押す。
- しばらく待たせてしまい、まだ買う気があるのか尋ねる場合には「Still interested?」ボタンを押す。
- お互いにトレードをするつもりであれば「Invite to Party」ボタンを押す。
- トレードが完了したら「Thank you!」ボタンを押す。
これでスムーズにトレードが行えると思います。
トレード対象のアイテムを教えてくれる
「Invite to Party」ボタンを押すと、買い手プレイヤーをパーティーに招待するのと同時に画面の左側に下の画像のような表示が現れます。
例えば、画像の左上のところ(スタッシュタブの上)にトレード対象のアイテムが入っているタブ名が表示されます。
また、画像の真ん中下の方に緑色の枠が表示されているのが分かると思います。
緑枠のアイテムがトレード対象のアイテムです。(複数マスに渡るアイテムであれば左上のマスが指定されます。)
時々、下の画像のように大小の緑枠が2つ表示されることがあります。
これは、ツール側からはトレード対象のアイテムの入っているタブが、Premium StashなのかQuad Stashなのかが分からないためです。
例えば、上の画像であればQuad Stashであるため小さい方の緑枠がトレード対象のアイテムを指しています。
Premium Stashにトレード対象のアイテムが入っているなら、大きい方の緑枠を参考にしましょう。
このように、売りたいアイテムの場所が一発で分かるためとても便利です。
ボタン設定画面での動作種類としては「Show item location grid」がこれに当たります。
買い手をパーティーから追放する
「Thank you!」ボタンを押すと、トレードのお礼をチャットするのと同時に買い手をパーティーから追放できます。
トレードが終わってからも買い手と必要以上にパーティーを組み続ける理由はないため、これも便利です。
ただし、自分がパーティーリーダーじゃないと追放できないのでご注意ください。
ボタン設定画面での動作種類としては「Kick buyer from party」がこれに当たります。
トレード履歴を表示する
過去のトレード履歴を表示させることができます。
タスクトレイのアイコンを右クリックして「My Stats」を押しましょう。
画面が表示されるので「League」でフィルターをかけたり、列名の「Date」をクリックしたりすれば並び替えられます。
アンインストール
最初に解凍したフォルダとは別に、ドキュメントフォルダ内の「lemasato\POE Trades Companion」にも設定ファイルやトレード履歴ファイルが存在しています。
完全にアンインストールするなら、こちらのフォルダも削除しておきましょう。
一度フルスクリーンでやるとFPS差がでかすぎて快適なFPS出てるのに、重くね?と思ってしまうんですよね・・・
blood aqueductをシルチャ連打で駆け抜けてウィンドウモードで平均60 フルスクリーンで平均90ですからねぇ
FPS稼ぐためにフルスクリーンでやろうと思うとログアウトマクロくらいしか使えないんだよね・・・。
みんなwindowモードや仮想フルスクリーンでやってんのかな?
私は仮想フルスクリーン?(Windowed Fullscreen)でプレイしてます。
サブディスプレイにインタフェースを表示させたりして快適に使えてます。